ブランド力を底上げする会員制サイトを個人運営できるWordPressテーマ「EVERY」

個人でも強力な影響力をもつYouTuberやインスタグラマー。彼らの影響力を発信する場は、今や多くの世代に浸透しつつあるオープンメディアであるYouTubeやInstagramなどの媒体です。ただ、それらの環境は第三者の媒体(メディア)であり、自分自身で所有している媒体ではありません。プライベートアカウントなどを除き、誰でも自由にあなたのコンテンツを閲覧できます。その特徴からもひとたび拡散されると、多くの人に影響を与えることができるメディアでもあります。

その反面、第三者のメディアでは、前触れなく自身のアカウントが凍結したり、削除されることも無いとはいえません。

では、反対にクローズドメディアはどうでしょうか。ニッチなテーマを取り扱うクローズドのコミュニティや、特別な一部のユーザーだけのコミュニティをつくれるメディアです。

クローズドメディアのひとつである会員制サイトでは、はじめから方向性の近いユーザーが集まるので、オープンメディアとはまた異なる存在意義があります。そのコミュニティ内でしか得られない情報を発信することはもちろん、会員制でユーザーを囲い込むことができ、管理者とユーザー間、あるいはユーザー間同士の関係性を築きやすいメディアともいえます。

前置きが長くなりましたが、今回リリースした「EVERY」は、自分達だけのクローズドメディアを自己所有できるWordPressテーマです。誰もが気軽に会員制サイトのオーナーになれるという意味合いも込めて「EVERY」というネーミングにしています。特定のユーザーにだけ情報発信することもできるので、ファンクラブやオンラインサロン運営にも最適です。

自己所有のメディアを持てるので、勝手にアカウントが停止されたりする心配もなくなり、かつクローズドメディアの恩恵を受けることも可能です。

会員制サイトの大きなメリットの一つとして、顧客データを収集できることが挙げられます。メールアドレスを登録いただければ、メルマガでアプローチをかけることもできますし、サイトの更新情報を会員向けに発信することもできるからです。

デモサイトでは会員制のレシピ共有サイトを再現していますが、会員限定に特別なお知らせを定期的に通知できる機能を実装済みです。囲い込んだユーザーに向けての訴求力を高めることができますし、特別な情報を顧客に確実にリーチさせるための機能ともいえます。

他にも、未ログインのユーザーが閲覧しても、特定のコンテンツにぼかしがかかる仕様も採用いたしました。完全に非表示にするのではなく、アイキャッチ画像などはそのまま表示される仕様なのでユーザーの興味を惹く画像であれば、自然に会員登録へと促すことができるかもしれません。コンテンツを詳しく見たいと思せるためにもアイキャッチ画像の選定が重要になりますね。

また三階層まで階層化できるカスタム投稿タイプ「レシピ」もご用意しています。投稿者ユーザーが大量のレシピ(コンテンツ)を更新しても、それらを3階層のカテゴリーにて管理可能ですので、管理者のみならず、見る側にとっても目的のコンテンツにリーチしやすいように工夫されています。

単なる階層化して管理しやすいだけでなく、カスタム投稿の編集画面内にコンテンツビルダー式のUIを用意していますので、材料や作り方、ポイントなどを項目に沿って入力するだけで簡単に整理されたレシピの紹介ページが完成します。

非会員ユーザにはレシピ内容が見えないように、ぼかしをかける設定も各レシピごとにワンタッチで可能です。会員と非会員の間に閲覧できるコンテンツの差を設けることでクローズドメディアの強みを活かすことができるでしょう。

誰でも見れるオープン型メディアから限定的なユーザーしか見れないクローズドメディアへ流入させ、会員向けの情報を発信する。それによってユーザーに特別感や一種のステータスを感じさせることができればベストです。そのラインに立てば、サイトそのもののブランディングが大幅に加速するので、さらなる価値の向上にもつながります。

個人のブランディング、YouTuber・インスタグラマーのファンクラブや限定コンテンツを配信するサイトなど。影響力を加速させるブランディングに役立つサイト運営に、ぜひEVERYを活用してみてください。

久力英恵

お料理苦手だった私だからこそ、教えられることがあります。
楽しみながら一緒にお料理を作りましょう。

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