フランス生まれのお菓子には、ムースやシャーベット、マンディアンなど、見た目も鮮やかでかわいらしいデザートが数多くありますが、かわいい形とほんのりラム酒のはいった味わい深い味覚が、手土産品として人気なのがカヌレです。カヌレは５日～7日ほど、日持ちもするため、本場パリのお土産品としても有名です。
ご家庭にカヌレ型がなくてもアルミホイルやプリン型などで代用し、簡単に外はカリッと中はモチっと美味しく仕上げることができます。作り置きし食前にオーブントースターで暖めるとカリッサクッ感がよみがえります。
材料（5個）
- 材料
- 分量
- 牛乳
- 300cc
- グラニュー糖
- 75g
- 薄力粉
- 80g
- 無塩バター
- 20g
- ラム酒
- 30cc
- 卵黄
- 2個
- バニラビーンズまたはバニラオイル
- 5g
作り方
- 1
耐熱容器に牛乳、無塩バターを入れ、レンジで500wで2分ほど加熱し、溶かします。
- 2
大きめのボウルに薄力粉を3回ほどわけてふるい入れ、グラニュー糖を入れて、まんべんなく混ぜ合わせます。
- 3
混ぜ合わせた薄力粉に卵黄・ラム酒をいれ、牛乳とバターの牛乳液をいれて混ぜます。
- 4
バニラビーンズまたは、バニラオイルを入れたら、冷蔵庫で12時間～24時間寝かせます。
- 5
カヌレ型に内側にバターをうっすらぬり、8分目まで生地を入れ、２００℃に余熱したオーブンで約45分焼き、熱いうちに型から外します。
- 6
型から外して、器に盛り付けて完成です。
料理のコツ・ポイント
材料を混ぜて焼くだけのシンプルなお菓子ですが、ほのかな風味を残しながら、外はカリっと中はシットリと仕上げるためには、なんどか調整し、感覚をつかむことが重要です。また、バニラエッセンスは、焼いたら香りがとんでしまいますので、バニラオイルをつかうとより風味がでます。
