Religion and Japan

日本は無宗教といわれることも多いが、実は日常生活や文化に信仰が深く根付いている。

ブッダによって創設された仏教が日本に渡ってきたのは6世紀ごろ。当時の日本には神道という独自の宗教があったため仏教の布教は困難を極めたが、聖徳太子などの働きにより普及していく。8~9世紀を過ぎると日本古来の宗教である神道とも深く結びつき、より日常に根ざした日本人の日常生活の一部となっていった。これが今日までその影響が見られる「神仏習合」の始まりである。

別々の宗教を1つにするという世界でも類を見ないことをやってのけた日本。この寛容さがコスプレをはじめとしたサブカル文化を受け入れる土壌になっているのかもしれません。

1156

古来より「巫女舞」というものも存在する。
祭祀を司る巫女自身の上に神が舞い降りるという神がかりの儀式のために行われた舞が由来。

神社は日本固有の宗教である神道の施設。日本全国に10万社を超える神社が存在している。

五重塔は仏教施設。5つの屋根がそれぞれ世界を示し、仏教的な宇宙観を表している。

GALLERYアーカイブ