日本最古の
神祀りを
今に伝える

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御祭神

日本人が古来より大切にしてきた神道。
その起源は民間信仰と儀礼です。
日本人の生活文化全般に浸透し、
外来文化が流入し文化の変容を経ても
神道は日本人にとってかけがえのない
教えとして尊重され続けています。
これまで数多くの人々がこの神社で
神々に様々なことを祈願してきました。
神々に祈り、感謝を伝えることは
あなた自身の心と向き合うということ。
慌ただしく過ぎる日常から少し離れ、
自己を省みる時間を過ごしましょう。

由緒について

神社の社殿が
成立する以前の
原初の神祭り

「立春」とは「二十四節気」の一つです。
二十四節気は一年(約365日)を二十四等分にした名称であり、立春は二十四つの一つ目とされています。また、旧暦では「一年は立春から始まる」と考えられていたため、立春を基として、様々な節目の日が存在しました。

節分とも深い関係があり、節分が大晦日の役割として考えられ、一年間の厄払いとして豆撒きを行い、立春を一年の初めにしていたとされています。それに伴い、神社では節分祭の翌日に行われる祭典「立春祭」というものが存在します。暦の上で春を告げる立春の日に春の始まりをお祝い申し上げるものです。
基本的には節分祭と同じく拝殿で神事が行われ、福笹や厄除け豆の授与、甘酒の接待などがあります。

古来より「節分(せつぶん/せちぶん)」とは、その字の如く「季節を分ける」雑節の一つとされています。新年を迎え、最初の節分とされるのが立春であるため、その季節の変わり目の邪気を払う意味で行われていました。今では一般的家庭でも広く知られ、「鬼は外、福は内」と掛け声を出し、「福豆」と呼ばれる煎り大豆を撒き、年齢の数だけ豆を食べる厄除けである「豆撒き」を行われているのがなじみ深いことでしょう。

しかし、各地の寺社で行う節分の行事は少し異なります。節分祭の起源は、大晦日に厄や疫病の象徴であった「鬼」を追い払うことで、無病息災を祈願した神事が始まりとされています。そのため、神社の節分は「節分祭」という祭礼とされ、少し厳粛な雰囲気の中執り行われます。もちろん、そうした節分祭の中には、豆撒きはもちろんのこと、参道や境内に多くの露店が並び、たいへん賑わう行事となっております。また、節分祭にご参加いただくだけでも、厄除けのご利益をお受けいただけます。

新暦での年末年始というものはなんとも慌ただしく過ぎ去るもの。気持ちの準備が十分でないかたもいらっしゃるかもしれません。そんなかたは是非、この節分祭と立春祭で新たな一年を意識されるとよいではないでしょうか。
ご家族を始め、是非お誘いあわせのうえご参加くださいませ。

神徳について

日本の神話には、日本人の文化に大きく影響を与えている風習や考えも多くしめされております。例えば、天の岩戸(あまのいわと)の神話の中には神社の象徴でもある鳥居の由来などがしめされ、天孫降臨(てんそんこうりん)では、日本人にとっての稲がどれだけ神聖な食物であったかなどがしめされております。古事記や日本書紀、風土記などに記述されており、読み解くことで、天地の成り立ちや神々の出現、日本の国がどのように生まれたか、日本の文化に通ずる物事のいわれなど知ることができ、我々祖先の風習や民族思想、神道の考えを理解することができます。

また、祭祀(さいし)のはじまりは、古来より自然物に神が宿るとして、日本人が考えてきた神道にあり、今もなお各地で開催される「祭り」には、神の心と地域社会の密接な関係があります。日ごろから身近な行事として節分、ひな祭り、七夕、成人式など古来より自然に感謝し、自然と共に生きることを願い、安心して暮らせるように各地で祭りをひらき、にぎわってきました。

祭りの種類も多種多様で、日本特有の四季にあわせた祭りや年変わりに行う祭りなど一年を通して行われており、新年元旦の歳旦祭(さいたんさい)に始まり、春の豊作を願う祈年祭(きねんさい)、秋には五穀豊穣に感謝する新嘗祭(にいなめさい)などがあります。

「立春」とは「二十四節気」の一つです。二十四節気は一年(約365日)を二十四等分にした名称であり、立春は二十四つの一つ目とされています。また、旧暦では「一年は立春から始まる」と考えられていたため、立春を基として、様々な節目の日が存在しました。

節分とも深い関係があり、節分が大晦日の役割として考えられ、一年間の厄払いとして豆撒きを行い、立春を一年の初めにしていたとされています。それに伴い、神社では節分祭の翌日に行われる祭典「立春祭」というものが存在します。暦の上で春を告げる立春の日に春の始まりをお祝い申し上げるものです。
基本的には節分祭と同じく拝殿で神事が行われ、福笹や厄除け豆の授与、甘酒の接待などがあります。